RJD作品解説〜あらすじ編〜

春風に誘われた雨と大雪と満開の桜並木の中で無事上演全日程が終了しました!

ご観劇頂きました皆さま、誠にありがとうございます。

是非とも感想をお聞かせ下さいませ。

さてさて、一見シンプルな恋の物語な今作品に込められた秘密のお話をしていきましょう。

まずは、上演された作品そのストーリーについて解説していきます。

上演前の設定、あらすじから。

14世紀イタリアはヴェローナ。

街はその立地により歴々様々な争いの舞台になってきた。

そして今、叙任権闘争のただ中でローマ=カトリック教会教皇派と神聖ローマ帝国皇帝派に分かれ内乱を繰り広げていた。

街には水路がないかわりに血の池があちこちに生まれ、その血は大地に吸い込まれていった。

皇帝派を統括するのはキャピュレット家、教皇派はモンタギュー家が率いていた。

治安維持のためローマ皇帝直属の聖堂騎士団が駐屯しており、エスカラス家がそれを束ねていた。

熾烈な内戦の結果、キャピュレット家、モンタギュー家の当主は戦死し、両家は夫人が治めることとなった。

エスカラス家当主はそれを悔やみ、以降は中立の立場を決して崩すことなく、騒乱を招いたものには等しく厳罰を科すようになった。

一方、街外れの教会ではロレンス神父が薬草の研究や孤児を養いながら穏やかに暮らしてたが、内戦が激しさを増していく最中、教皇の命令により皇帝派の元へ糾弾に向かい殺害されたのだった。

しかしロレンス神父は教皇に盲信的な忠誠を誓っていたわけではない。

むしろ汚職にまみれた現カトリック教会を非難し、まごころを持って真っ当に生きることこそを真実だと考えていた、いわば異端児だったのだ。

ロレンス神父は己の正義を全うするために争い合う両家へ向けて戦地の真ん中で問い、ついぞ両当主を説得するに至った。

が、次の瞬間剣を収めた両当主とロレンス神父は激流のような荒れ狂う人民の手により倒れたのだった。

その光景を瞳に焼き付けた二つの影があった。

孤児だったところをロレンス神父に拾われたヴェロニカとキャピュレット家長男ティボルト…。

そして時は流れ、物語は新たな幕を開ける……。

ここから上演がスタートするんですね!

さあ、次回は上演内容の解説です。

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