ロミジュリいろいろ(映画編)

シェイクスピアが30歳頃に上演したとされる「ロミオとジュリエット」

400年たった今でも人気は衰えていません。

そんなロミジュリに魅了されたアーティストたちの傑作を、本日はご紹介していきます。

比較的入手しやすい作品をピックアップしましたので、この機会に一度お手に取ってみてはいかがでしょうか?

ではまず、映画編。その最新版からいきましょう!



①2012年製作、リッカルド・ドナ監督  「ロミオとジュリエット」

主演にマルティーノ・リバス、アレッサンドラ・マストロナルディを迎え、製作費10億円以上をかけた最新作。

雪の降りしきる山間を舞台に、二週間の恋物語を綴ります。

一つ一つの事件がじっくりと描かれ、じわじわと追いつめられていく登場人物たちの苦悩が切実に伝わってくる一作。

コミカルな要素を排除して、より日常のリアリティに近づけ人間ドラマが浮き立ちます。

ジュリエットがパリスと結婚する戸惑い、ロミオがティボルトに復讐するくだりなどにリアリティを出すために、原作にはいない姉弟が登場するのも特徴的。

現実的に撮ることを徹底した結果、物語も原作の倍の二週間となり映画本編は歴代最長の3時間越え。

燃える階段や、雪積もる大地などの美麗な映像、マキューシオの意外な佇まいなどは一見の価値ありです。



②1996年製作、バズ・ラーマン監督 「ロミオ+ジュリエット」

レオナルド・ディカプリオ、クレア・デインズ主演のヴァイオレンス・ガン・アクション・ムービーに姿を変えた現代版ロミジュリ。

ブラジルのビーチを牛耳る二大マフィアの抗争劇なのでアロハや半裸で戦います。

登場するキャラはどれも強烈なデフォルメですがセリフは原作通り、賛否が分かれる問題作でした。

しかしシェイクスピアの死後、様々な改案が試されてきた上演史を鑑みればその流れにそった一作といえるかもしれませんね。

ビーチに迫りくる嵐、バルコニー付きプール、エモーショナルな教会とビジュアルも鮮烈。

ラストシーンはギャリック版を採用し、服毒直後に目覚めたジュリエットに気付くロミオが涙を誘います。

また当時人気絶頂だったディカプリオは本作でベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞しました。



③1968年製作、フランコ・ゼフィレッリ監督 「ロミオとジュリエット」

一度は見たことがあるかもしれません、当時15歳のオリビア・ハッセー演じるジュリエットのビジュアルはあまりにも有名。

ロミオ役はレナード・ホワイティング、当時16歳でした。

原作を出来る限り再現した、現在でももっとも支持の高い作品です。

音楽、原作シーンのカットなどはすべて美しいラブストーリーをより際立たせるため行われているようです。

誰しもが想像するであろうロミオとジュリエットのイメージ通りの仕上がり。

これを観ないではロミジュリは上演出来ないとすら言われるほど。

必見の価値あるオススメの一作です。

いかがでしたでしょうか。

次回は、舞台映像編でいきたいと思います。

ご期待あれ〜(*´﹀`*)

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