ロミジュリいろいろ(映画編2)

クリム=カルムのRJD公演本稽古が明日からはじまります。

ロミジュリ関連の映像紹介も今日で最後です。

本日はシェイクスピア「ロミオとジュリエット」を題材にした映画をご紹介。

ロミジュリの背景が垣間見えてくることでしょう。



①2011年、「もうひとりのシェイクスピア」

ローランド・エメリッヒ監督、リス・エヴァンス、ヴァネッサ・レッドグレイヴ主演。

裁判まで起こった『シェイクスピア別人説』を元にした歴史ミステリー。

第17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアは自身の書いた戯曲を売れない劇作家ベン・ジョンソンに託し上演させる。公演は大成功するが、勢いづいたヘボ役者ウィリアムが劇作家として名乗り出てしまう。

『芸術は生きる糧だ』と主張するエドワード、その本当の目的とは?

「ロミオとジュリエット」公演の舞台裏で繰り広げりる政治闘争。

エリザベス女王、マーロウなど当世を賑わせた実在の人物も多数登場。

まさにシェイクスピアを活かした傑作、必見です!

②1998年、「恋に落ちたシェイクスピア」

監督はジョン・マッデン。脚本:トム・ストッパード。主演:グウィネス・パルトローとジョセフ・ファインズ。

芝居好きの資産家の娘ヴァイオラは敬愛するシェイクスピアの新作『ロミオとジュリエット』に出演するために男装してオーディションを受ける。

意外とバレず友情は深まり、BL展開直前まで行ったところで正体が判明!

ヴァイオラと既婚者シェイクスピアの恋はすぐさま燃え上がる。

そしてヴァイオラの婚約者、ウェセックス卿は手段を尽くして上演を阻止しようとするが、邪魔が入るほどに炎とかす二人の恋。

情欲と芝居が一致したことで(?)公演は大成功。

しかし二人は……。

ヘタレなシェイクスピア、マキューシオ役がカッコよすぎるのが印象的な意欲作。

③2010年、「ジュリエットからの手紙」

ヴェローナにはジュリエット宛てに貼られ届く恋愛相談の手紙に返事を書くため、ボランティアの女性たちが実際に働いているそうです。

彼女たち『ジュリエットの秘書』を取材にきたソフィーは50年前に書かれ、隠されていた一通の手紙を発見する。

ソフィーの返事がきっかけとなり、クレア一行は50年前の恋人ロレンツォを探す旅に出る。

生きる喜び、優しさに溢れた幸せになれる一作。

クレアとロレンツォはプライベートでも長年のパートナーというのもホッコリしちゃいますね。

別れもやってきますが、清々しい旅立ちとして描かれるのも素敵。

ジュリエットに手紙を書く前に観てみてはいかがでしょうか?

実在していたのか、盗作じゃないのかと議論の絶えない劇作家・シェイクスピア。

その真偽はその道のプロに任せるとして、私はただ、シェイクスピアをめぐって残されてきた数々の歴史の断片から生まれたこの作品たちを愛していたいと思うのです。

シェイクスピアが元で生まれ、愛されてきた作品たち。

その存在はまぎれもない真実なのですから。

クリム=カルム「ロミオとジュリエット=断罪」も産声をあげようとしています。

théâtrale du crime=calme

「ロミオとジュリエット=断罪」公演特設サイト

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